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全額国内資本の通信事業体、ベル・テレコミュニケーションズ・フィリピンズ社（ベル・テレコム）は16日、最新のデジタル技術を駆使した高速通信サービスを全国ネットで開始した。同社は、通信産業自由化後に新規参入した企業の中で唯一、電気通信委員会（ＮＴＣ）から全国にネットワークを構築し、国内・国際通信サービスを提供することが認められている。しかし、1997年にＮＴＣから一時営業許可を取得したものの、経営パートナーの撤退などで地上電話回線の敷設を99年５月の期限までに完了できなかった。しかし、ＮＴＣが敷設期限の延長を承認したためサービス開始にこぎ着けた。