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[ 279字|2000.10.14|社会 (society)|econoTREND ]
□翌日物金利が大幅上昇
中央銀行は12日、翌日物借入金利を従来の11%から15%に、貸出金利は13.25%から17.25%にいずれも4ポイント引き上げた。新レートは13日から適応される。中銀はまた、20日以降の市中銀行に対する流動性準備金率を現行の5%から2ポイント引き上げ7%にすることを決定。預金準備金率は9%に据え置いたため、各種準備金率の合計は14%から16%に上昇することになる。各レートの引き上げはペソ安の進行に歯止めを掛け、インフレ率の上昇を未然に防ぐのが目的。しかし、翌日物金利の大幅上昇によって市中貸出金利が引き上げられ、その結果、経済成長が鈍化する可能性がある。