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フィリピン預金保険機構（ＰＤＩＣ）は、来月末までにプライム貯蓄銀行の全62支店の売却を終えるとの見通しを示した。同行は経営難で昨年６月に営業を停止、ＰＤＩＣの監督下に置かれていた。ＰＤＩＣは、支店売却のための最初の入札で応札銀行がなかったため、入札価格の底値を首都圏の支店で当初の1,500万ペソから1,000万ペソへ引き下げるなどして再度入札を実施した。その結果、ｉバンクが11支店、ロビンソンズ貯蓄銀行が８支店、開発銀行２行がそれぞれ３支店を落札、計25支店の売却先が決定した。ＰＤＩＣは、残りの37支店の売却に向けて売却先候補と個別に交渉を行う方針。