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[ 244字|2000.10.7|社会 (society)|econoTREND ]
□海藻類の輸出額20%増を予測
フィリピン海藻協会は、2000年度の海藻、および海藻(紅藻)から抽出されるカラギーナン(コロイド状の多糖類で増粘剤となる)の輸出額が前年比20%増の55億2,000万ペソに達すると予測している。理由は、1997—98年に発生したエルニーニョ現象の影響から脱したことにより生産量が増加、価格は下落したものの、買い付け量が大幅に伸びているため。比は、国際市場で取引される海藻類の7割を輸出している。地方別では、スルー地方での生産高が全体の7割を占め、残りの3割はビコール地方で生産されている。