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[ 214字|2000.10.7|社会 (society)|econoTREND ]
□流動性準備金率を2ポイント引き上げ
中央銀行は5日、市中銀行の流動性準備金率(各行が大蔵省証券などの流動性資産で保有すべき一定比率)を現行の3%から5%に引き上げた。新レートは、今月13日以降、適用される。市場に出回っている資金量をコントロールすることによって、ペソ安に歯止めを掛けることが狙い。引き上げによって、230億ペソ規模の資金が吸い上げられる見通し。預金準備金率(銀行が預金支払いのため手元に保有すべき現金の総預金残高に占める割合)は9%に据え置いた。