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[ 259字|2000.9.30|社会 (society)|econoTREND ]
□年内に対外債務が555億ドル
大蔵省は、2000年末には中央銀行が承認した対外債務の累計が555億ドルに達するとの見通しを示した。99年末レベルに比べ33億ドル増加するもよう。①日本国際協力銀行(JBIC)や世界銀行といった国際融資機関から積極的に借り入れた②国際市場でサムライボンドなど各種国債を発行した③国内外の銀行に協調融資を要請した④ペソ安の進行で利子負担が増加した——などを要因としている。同額は、国民総生産(GNP)の65.4%に相当する。内訳は、返済期間1年以内の短期債務が60億ドルと、全体に占める割合は10.8%にとどまる見通し。