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中央銀行によると、今年６月末現在の国内商業銀行の貸出金融資産（コールローンを除く貸付金総額）は前年同月比4.7％増の１兆4,000億ペソだった。伸び率は、前月に記録した5.7％を下回った。各行が大蔵省証券（ＴＢ）などリスクの少ない政府発行有価証券の購入に資金をつぎ込んだことなどが主な理由。部門別では、製造業部門への貸付金が同8.9％増と最も伸びた。この結果、同部門への貸付金は昨年11月以来８カ月連続して増加した。金融、不動産、流通各部門も伸びた。