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フィリピン長距離電話会社（ＰＬＤＴ）が、地上電話３位のバヤン・テレコミュニケーションズ社（バヤンテル）を買収する可能性が高まった。ＰＬＤＴはすでに、買収に向けてバヤンテルの資産価値算定を行っているもよう。バヤンテルを所有するロペス・グループは、バヤンテルが巨額の負債を抱えていることから同社を売却、新たな通信企業を設立するとみられている。バヤンテルは、子会社で携帯電話サービスを提供しているエクスプレス・テレコミュニケーションズ社（エクステルコム）への資金注入やペソ安などの影響で赤字経営を続けている。