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[ 271字|2000.6.15|社会 (society)|econoTREND ]
□ココナツ油輸出増で価格引き下げ
ココナツ協会の発表によると、今年5月のココナツ油の輸出量(速報値)は前年同月比159.8%増の6万4,000トンだった。干ばつの影響から脱したことにより、原料となるコプラ(乾燥ココナツ)の生産高が増加傾向にあることが要因。しかし、通常の月間平均輸出量9万トンを依然、大幅に下回った。一方、1─5月の輸出量は前年同期比64.9%増の27万3,327トン。比産ココナツの輸出量の増加に伴い、国際市場でのココナツ油価格は下落を続けている。関係者は、8月にはキロ当たり400ドル(保険料運賃込)と、1月の同650ドルに比べ約4割下がると予測している。