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政府は、低関税でのトウモロコシの輸入枠を拡大、年内に10万トンを追加輸入する方針。今年第１四半期（１─３月期）の生産高が前年同期比20.6％減と減少したことに加え、主産地であるミンダナオ島での国軍とイスラム反政府勢力との武力紛争などの影響で第２四半期（４─６月期）以降も減産となる可能性が高まったため不足分を輸入で補いたい考え。政府は先月、５万1,000トンのトウモロコシを低関税で輸入する決定を下したばかり。通常の関税での輸入と合わせると、2000年度のトウモロコシ輸入総量は50万トンと、前年に比べ倍増する見通し。