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[ 250字|2000.2.22|社会 (society)|econoTREND ]
□小売店販売が通貨危機から回復
民間の市場調査機関ACニールセンは、1999年1—9月期に全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、サリサリストア(雑貨店)など110の小売店を対象に販売量および価格に関する調査を実施した。調査結果によると、非食品類部門の売上額が前年同期比9%増と通貨危機の影響で同7%減にまで落ち込んだ97年から著しく回復した。加工食品部門も同6%増(97年同2%減)と伸びた。同機関は、99年は販売価格の上昇率が比較的穏やかだったことから、「売上額の伸びは、販売量の増加に起因した実質的なもの」と分析した。