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農業省はネッスル・フィリピンズ社に対し、国産コーヒー豆の買い付け価格を現行のキロ当たり43ペソから同45ペソに引き上げるよう要請した。価格暴落により打撃を受けたコーヒー豆生産農家の支援が目的。国産コーヒー豆の買い付け価格は、1999年第１四半期（１—３月期）には最高同70ペソを記録。しかし、その後、インドネシアとベトナムで大豊作となったことから国際市場は供給過剰となり値崩れが生じた。同社は、国内で生産されるコーヒー豆の約７割を買い付けている。