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[ 288字|2000.2.10|社会 (society)|econoTREND ]
□衣料・繊維の輸出がプラス成長
貿易産業省の報告によると、1999年度(1—12月期)の衣料・繊維製品の輸出額は対前年比1.62%増の28億8,400万ドルだった。伸び率は、98年度の2.4%のマイナス成長から脱し、プラス成長となった。輸入割当制度を採用し、最大の市場となっている米国への輸出額が同6.72%増の21億6,400万ドルと増大したことが要因。特に、セーター、寝間着、ズボンなどが伸びた。欧州市場へは同0.42%増の3億2,440万ドル。一方、日本を含む非割当国は同20.42%減の3億4,083万ドルと大幅に落ち込んだ。これは、東欧の旧共産圏諸国や他の東南アジア諸国の製品に市場を奪われたため。