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[ 256字|2000.1.6|社会 (society)|econoTREND ]
□インテル、比でウェーハ工場建設か
世界最大のコンピューターチップメーカー、インテル社(米国系)は、フィリピンで半導体インゴットを裁断したウェーハの製造工場の建設を検討している。同社は、法人所得税の免除期間が現行の6年間から12年間に延長された場合、工場建設に乗り出す意向。ウェーハ工場の建設は、投資額が10億ドルを超える大型プロジェクト。また、集積回路(IC)の構成要素であるウェーハを国内で製造することは、比産電子部品・製品の付加価値を高め、輸出市場における競争力強化につながる。同社は現在、カビテ州などで電子部品製造・組立工場を操業している。