コメ減産の恐れ
[ 317字|2015.4.20|気象 災害 (nature)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
農務省西ビサヤ地域事務所は、1月からの日照り続きのため米生産量が3分の1以上減産になるとの見通しを示した。西ビサヤ地域は中部ルソン、カガヤンバレーに次ぐ国内第3の米収穫地帯。アクラン、アンティケ、カピス、ギマラス、イロイロ、西ネグロスの管内6州とボホール州(中部ビサヤ地域)は干ばつ被害が深刻。特にボホール州では島内に四つあるダムのうち、マリナオ、カパヤス両ダムの水量が危険水域を下回っているという。
同事務所のオランダイ技術担当は同地方の約4万ヘクタールが水不足の影響を受け、約34・7%の減産見込みという。同担当は、同地域における今年の生産目標223万トンの達成は困難になったと説明している。(13日・インクワイアラー)