台風ヨランダ(30号)
[ 333字|2014.8.22|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
エバルドネ下院議員、被災地では農務省の支援事業に不満の声があると改善を要求
エバルドネ下院議員=東サマール州=はこのほど、農務省が実施している台風ヨランダ被災地の農漁業復興支援事業に対して、被災者から不満の声が上がっていると明らかにし、同省に対して改善を求めた。
エバルドネ議員が選出区の被災者に聞き取りした結果、(1)農務省が配布した種苗は質が悪く、約5割しか利用されていない(2)中央政府とメディアの目にとまりやすいように幹線道から約100メートル以内にココナツ種子を植えるよう指示された農家がいる(3)農作業道具の配布が幹線道付近の農家に集中している(4)質が悪い漁船を提供された--などの声が出たという。
同議員は「被災者は支援を切に必要としている」と述べ、アルカラ農務長官に対して同省全体で問題解決に取り組むよう要請した。