台風ヨランダ(30号)
[ 224字|2014.6.16|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
被災地で児童労働が横行。半数のバランガイ(最小行政区)で危険労働が明らかに
国際労働機関(ILO)は15日までに、台風ヨランダ(30号)被災地における児童労働の3〜4月の調査結果を発表し、全112バランガイ(最小行政区)のうち54%で「危険な仕事」に従事する児童が存在すると明らかにした。
またILOによると、75%のバランガイが、働くために学校に通えない児童がいると報告しているという。
ILOは、「貧困層の家庭は(食料などの)基本的ニーズのため児童労働に頼らざるを得ない」として、この結果は想定内と話している。