台風ヨランダ(30号)
在留邦人らが5日、オルティガスで無料手品ショー開催。被災地での活動支援を呼び掛け
台風ヨランダ(30号)被災地でマジック・ショーの開催を予定している日本人とフィリピン人の有志グループが、5日午後3時から同5時まで、首都圏マンダルーヨン市オルティガスのホールで無料マジック・ショーを開催する。会場に募金箱が設置され、被災地での活動資金の支援を呼び掛ける。
5日に手品を披露するのは、元アジア開発銀行(ADB)職員で、比で趣味のマジックを活かした活動を続けている前川司さんと、仲間の比人マジシャンら。前川さんは5月と6月に、日本人の若者3人や比人マジシャンと共に、ビサヤ地方レイテ州タクロバン市、パロ町などで、子供たちを中心に被災住民に手品を披露し、文房具やレインコートなどの物資を贈る活動を計画している。
5日のショーで集まった資金は、被災地での前川さんらの活動に役立てられる。
会場はバリェベルデ5・ビレッジ内にあるカバナ・ホール。ビレッジの入り口は、オルティガス通りをアヌサ通りで右折し、100メートルほどのところにある。マジック・ショーに参加すると言えば、誰でもビレッジ内に入れる。
問い合わせは前川さん(0917・625・1351)。