台風ヨランダ(30号)
[ 361字|2014.4.2|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
独物流会社がマクタン空港で、災害時の空港対応に関するワークショップを実施
ドイツの国際物流会社、DHL(本社・ボン)と国連開発計画(UNDP、本部・ニューヨーク)は31日から、台風ヨランダ(30号)で被災したビサヤ地方セブ州のマクタン空港で、災害時の空港対応に関するワークショップを実施し、空港職員52人が参加した。ワークショップは4月2日まで行われる。
2004年12月にスマトラ沖で地震と津波が発生。DHLは2005年から「災害対策チーム」を社内に設置、全世界で災害時に支援を行っている。また、輸送物流という得意分野を生かして、世界10カ国、23空港で、災害時の空港対応に関するセミナーを開いている。台風ヨランダの被災時も、マクタン空港で支援活動を行った。
今回のワークショップでは、災害直後に各地から集中する物資の取り扱い方や、増加する空港利用者への対応策などがテーマに上がった。