台風ヨランダ(30号)
[ 264字|2014.2.18|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
台風被災者がアキノ大統領に面会を求めてマラカニアン宮殿に詰めかけたが、大統領は面会拒否
台風ヨランダ(30号)の被災者約20人が17日、アキノ大統領との面会を求めて、首都圏マニラ市のマラカニアン宮殿に詰めかけた。大統領は被災者からの請願書を受け付けたが、面会は拒否した。
被災者は、1世帯当たり4万ペソの現金支給、居住禁止区域設定方針の撤廃などを訴えて、アキノ大統領との面会を求めるとともに、被災者代表3人が大統領府に被災者1万7千人の署名を集めた請願書を提出した。
台風で壊滅的な被害を受けたビサヤ地方レイテ州タクロバン市で1月下旬、政府の復興対策は不十分だとして不満を持つ被災者が抗議集会を開いている。