台風ヨランダ(30号)
[ 307字|2014.1.30|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
国連、被災地での住宅再建が進んでいないと指摘。住居確保が急務だと訴え
国連人道問題調整事務所(OCHA)は28日、台風ヨランダ(30号)被災者支援に関する定期報告を発表した。台風襲来から2カ月半以上が経過した現在も、住宅再建が進んでいないと指摘しているほか、低気圧による降雨も予想されており、住居確保が急務だと訴えた。
国連は、台風アガトン(1号)の影響で、東サマール州ギワン町に設置された被災者用テント1400張が全半壊したと発表。セブ州北方のバンタヤン島では建材が不足し、住宅再建が難航しているという。
2013年11月から14年10月までを対象期間とした国連の被災者支援事業の資金は29日現在、目標額7億8800万ドルの約44%に相当する3億4700万ドルが集まった。