台風ヨランダ(30号)
[ 300字|2014.1.16|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
国連、東ビサヤ地域で雨が降り続き、復興支援に遅れが出ていると発表
国連人道問題調整事務所(OCHA)は14日、台風ヨランダ(30号)被災者支援に関する定期報告を発表した。東ビサヤ地域を中心に連日、雨が降り続き、復興支援に遅れが出ていると指摘した。
国連は仮設住宅建設など住宅再建事業に、十分な資金が集まっていないと指摘。さらに再定住地の確定には、「居住禁止地区」を明確に設定することが不可欠とした。
また、遠隔地の被災農家に対する支援が不足しており、作物の種苗の提供が急務だと訴えた。
2013年11月から14年10月までを対象期間とした国連の被災者支援事業の資金は14日現在、目標額7億8800万ドルの約42%に相当する3億3100万ドルが集まった。