台風ヨランダ(30号)
1779人が依然、行方不明のまま。死者、負傷者はそれぞれ5796人、2万7022人
台風ヨランダ(30号)被災から8日で1カ月となるが、7日午前6時現在の国家災害対策本部発表によると、1779人が依然、行方不明のままだ。死者、負傷者はそれぞれ5796人、2万7022人。
州別の死者(行方不明者)数は、レイテが4959人(1671人)で最多。東サマール265人(20人)、サマール224人(38人)、イロイロ135人(4人)各州も、死者が100人を超えた。
その他は、カピス74人(1人)、セブ73人(5人)、パラワン19人(24人)、アクラン14人(なし)、アンティケ13人(15人)など。
レイテ州の自治体別内訳は、人口約22万人のタクロバン市が死者2193人(行方不明者594人)。人口約5万人のタナワン町、約6万3千人のパロ町は、それぞれ1252人(754人)、1089人(292人)。
全体の被災者数は、44州で259万世帯、1220万人に上り、現在も84万6千世帯、396万6千人が避難生活を強いられている。全半壊した家屋は121万棟。