ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2009.11.9|気象 災害 (nature)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
被災者移住に最適地
台風オンドイ、ペペンの被害を受けた首都圏の被災者に対し、東ダバオ州マティ町が移住希望者を歓迎するとの態度を表明した。ただし「移住の際の費用と住宅建設費は自前で」と条件を付けた。ラバト町長は、マニラ首都圏の住民が国家の富の再分配のためにも他の地域に移住する必要性があるとしている。首都圏に人口が集中するのは地方で仕事がないため。従って移住先は開発途上の地域であることが必要条件との認識を示し、マティ町は「農業を主要生活手段とする一級の移住先」と自賛した。
同町は白砂のビーチも自慢で最近はダバオ地域の観光目的地となっているという。しかし、同町助役は移住者が殺到すると就職先が心配との懸念も見せた。(3日ブレティン)