マニラウォーター大型施設整備完了
[ 400字|2025.1.6|経済 (economy)|econoTREND ]
首都圏東部に水道を供給するマニラウォーターは2024年中にリサール州を中心に大型の浄水施設や排水処理施設などの整備事業を複数完了させた。同州ビナゴナンやモロン、カルドナやバラス、ピリリア各町の顧客39万戸に水道を供給するイーストベイ・ウォーターサプライ・システム(処理能力50MLD)を完工させたほか、同州アンティポロ市でも処理能力80MLDのカラウィス浄水場を完工させた。また、同州のカルドナ浄水場の処理能力を現行の50MLDから110MLDに引き上げるための再整備事業を実施したほか、同州ビナゴナン町で処理能力50MLDのビナゴナンポンプ場も完了させている。一方、同社はリサール州のテレサ町からアンティポロ市まで直径1600ミリの鉄製パイプ9キロ分を敷設するアンティポロ水移送パイプラインも完了した。同社は、リサール州における水道・排水処理施設の拡充を継続させる予定。(3日・インクワイアラ―)