アボイティス持株会社 第3四半期純益4%増
[ 400字|2024.10.30|経済 (economy)|econoTREND ]
アボイティス財閥の中核持株会社アボイティス・エクイティ・ベンチャーズ(AEV)の第3四半期連結純益は73億ペソで、前年同期比4%減少した。インフラ事業と不動産事業部門からの純益貢献が縮小したため。1~9月期では188億ペソとなり、前年同期比4%増。内訳は電力事業部門が全体の64%分を稼ぎ出し最大で、金融サービスおよび食品・飲料部門がそれぞれ19%、不動産部門が2%だった。一方、セメント製造を含むインフラ事業部門は損失だった。電力部門のアボイティスパワーの純益貢献分は145億ペソで同4%増加し、金融サービス部門のユニオンバンクの純益貢献も42億ペソと4%増加。同行単独では純益は86億ペソで同6%増加し、総収入も577億ペソと同9%増加した。一方、ピルミコフーズやコカ・コーラ・ビバレッジ・フィリピンを含む食品・飲料事業部門の純益貢献は42億ペソで前年同期比8倍増。(29日・ビジネスワールド)