カナ貿易使節団12月に450人比へ
[ 384字|2024.10.21|経済 (economy)|econoTREND ]
カナダ政府の貿易振興機関、輸出開発カナダ(EDC)がマニラに新たに事務所を立ち上げるのに合わせ、カナダ企業250社の代表らを含む総勢450人の投資・貿易使節団が12月5日から6日にかけてフィリピンを訪問する。EDCインド太平洋地域本部のジョージ・モニズ所長が明らかにした。カナダが組織する投資・貿易使節団としては過去最大規模という。今回の使節団に参加するカナダ企業の主な業種は、農業や食品加工、再生可能エネルギーやグリーン・マイニング、インフラや情報通信技術関連だという。カナダはこれまで、アジア地域では主に中国との交易が中心だったが、今後その他の国や地域との交易にも注力するという。ちなみに、カナダからフィリピンへの輸出額は2019年から23年にかけての4年間で71%増加しているが、その主要産品は牛肉と豚肉、シリアルと肥料、そして木材製品など。(18日・スター)