24年新車販売8.5%増 BMIが予測上方修正
[ 315字|2024.9.23|経済 (economy)|econoTREND ]
格付け大手フィッチソリューションズの経済調査部門BMIカントリー・リスク&インダストリー・リサーチはこのほど、フィリピンの2024年通年の新車販売台数予測を、前年比1・6%増から同8.5%増の46万6500台に上方修正した。BMIによると、比の失業率が20年ぶりの低水準で推移しているほか、金利が引き下げられて個人消費が活発になりつつあり、自動車の購入意欲も高まっている。また、4~6月期の経済成長率も政府のインフラ投資拡大や個人投資の増大で6.3%と高水準だったことも要因の一つとしている。東南アジア諸国連合自動車連合の発表では、比の1~7月期の新車販売は前年同期比10.9%増の26万5610台。(21日・マニラブレティン)