金属鉱物生産額1~6月は6.7%減
[ 384字|2024.9.11|経済 (economy)|econoTREND ]
鉱山地質学局によると、今年1~6月期における国内の金属鉱物生産額は前年同期比6.7%減の1147億7000万ペソにとどまった。金とニッケル鉱石の生産量が減少したことに加え、ニッケルの国際市場価格の下落も影響した。同期に最も生産額が多かったのは金で547億9000万ペソと全体の47.7%を占めた。次いで生産額が多かったのはニッケルとその副次生産物で443億8000万ペソと同38.7%を占めた。銅が3番目で生産額133億3000万ペソと同11.6%を占めた。またその他の銀やクロム鉄鉱、鉄鉱石の生産額は合わせて22億8000万ペソだった。同期の金の市場価格は前年比14%上昇し、銅価格も同15%上昇したが、ニッケルが同28%下落した。金の生産量は14.1トンと前年同期比6%減少したほか、ニッケル鉱石の生産量も1337万トンと同19.4%減少した。(10日・スター)