外貨準備高が前月比減 ドル売りでペソ安介入
[ 254字|2024.7.9|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、6月末時点の総外貨準備高は1047億ドルで前月5月末の1050億2000万ドルから3億2000万ドル減少した。ペソ安進行を受け中銀が6月に為替介入し、ペソ買いドル売りを実施したことが要因とみられる。純外貨準備高(NIR)も1046億9000万ドルと前月から2億9000万ドル減少したが、国の短期償還債務の6.1倍、輸入支払いの7.7カ月分に相当することから、中銀は十分な水準だとしている。中銀は24年末時点の総外貨準備高は1040億ドル前後になると予測している。(8日・インクワイアラ―)