ミンダナオ鉄道計画事業可能性調査見直しへ
[ 328字|2024.6.11|経済 (economy)|econoTREND ]
ミンダナオ鉄道建設計画についてバウティスタ運輸相が、ディーゼル機関車を導入することを前提に策定された従来の事業可能性調査を見直し、「より環境にやさしい鉄道システム」にするため調査をやり直す方針を明らかにした。同計画については中国政府が融資を撤回したため、運輸省は現在、財務省と連携してほかの外国政府からの政府開発援助(ODA)や国際金融機関からの融資獲得に切り替えることを検討している。マルコス大統領の任期が終わる2028年までに事業可能性調査を終わらせる方針。ミンダナオ鉄道の第1期事業計画はタグム市からディゴス市までの81・6キロ区間を結ぶ約100キロメートルで、1日当たり12万2000人の乗客が利用すると予測されている。(10日・マニラタイムズ)