発電所向けデジタルツインアボイティスが比初導入へ
[ 314字|2024.5.30|経済 (economy)|econoTREND ]
アボイティス財閥のエネルギー会社アボイティスパワーは、フィリピンで初となるスマート発電ネットワークの構築に向けて石炭燃料火力発電所にシミュレート技術「デジタルツイン」を導入するため、レプコ・ネックス・インダストリアル・ソリューションズと提携した。デジタルツインは複数の発電所からリアルタイムで稼働データを取得し、高効率なオペレーションを実現する技術。まず、南ダバオ州にある石炭燃料火力発電所(最大発電量300メガワット)とセブ州にある石炭燃料火力発電所(同340メガワット)に導入する。発電所の故障を早期に探知することにもつながり、この2発電所での試験導入を基に、ほかの発電所にも順次導入する計画。(28日・インクワイアラ―)