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5月29日のまにら新聞から

パシッグ川高速道事業サンミゲル再び着工目指す

[ 318字|2024.5.29|経済 (economy)|econoTREND ]

 複合企業大手サンミゲルのラモン・アン社長兼最高経営責任者は27日、3月に事業計画破棄を表明していたパシッグ川沿い高速道建設事業(PAREX)について、推進する考えを示した。アン社長は「予想される環境問題に対処するための計画を立案するために中断しているだけで、撤退ではない」と明言した。パシッグ川沿いのマカティ市やオルティガス地区、タギッグ市ボニファシオグローバルシティなどの商業地区を両側6車線の高速道路で接続することが目的で、総延長は19.37キロ、総工費950億ペソと見積もっている。一方、高速道建設によって周辺の歴史的建造物の保存が困難になるほか、パシッグ川の環境汚染がさらに進むなどとの懸念がある。(28日・ビジネスワールド)

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