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　フィリピン統計庁によると、今年第１四半期（１～３月）の国内貿易額（内国貿易額）は3894億2000万ペソで前年同期比46.7％増加した。貿易量ベースでは同19.7％増の773万トン。ＩＮＧ銀行のニコラス・マパ上級エコノミストによると、個人消費や政府支出の伸びなどを反映する同期の国内総生産が5.7％伸びたことで活発な経済活動を支える国内貿易の拡大ぶりが統計に出たとしている。一方、オイコノミア・アドバイザリー＆リサーチのジョンパオロ・リベラ社長兼チーフエコノミストによると、ペソ安による輸入コストの増大でより安価な国内製品に対する需要が高まり、国内貿易が拡大していると分析している。（25日・スター）