DMCI持株会社 ニッケル2鉱山を年内開業
[ 373字|2024.5.23|経済 (economy)|econoTREND ]
コンスンヒ財閥の中核持株会社、DMCIホールディングスは22日、年次株主総会を開催し、イシドロ・コンスンヒ会長兼社長が同社の鉱業事業部門をさらに拡張させる方針を明らかにした。金銅鉱山やミンダナオ地方における石炭事業などの拡張を目指すほか、鉱山部門子会社のDMCIマイニングがサンバレス州とパラワン州ロングポイントで所有するニッケル鉱山候補地に関する操業許可が年内に得られる見込みで、ニッケル鉱石採掘事業も加速させる。同社は子会社のベロン・ニッケルを通じてパラワン州でニッケル鉱石・クロマイト・ラテライト採掘事業をすでに行っているほか、サンバレス州でも同様な事業を行っている。一方、DMCIの不動産開発部門は現在、住宅供給がだぶついているものの、2025年にはコロナ禍前水準まで住宅販売が回復すると予測している。(22日・ビジネスワールド電子版)