アヤラロジスティックスのサントトマス冷蔵施設稼働
[ 320字|2024.5.17|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥系のアヤラランド・ロジスティックス・ホールディングス(ALLHC)は、バタンガス州サントトマス市で建設していた冷蔵施設「エーロジス・アルティコ・サントトマス」の操業を開始した。保管能力は5000パレットで、摂氏5度からマイナス25度まで設定可能な冷蔵・冷凍16室からなり、南部ルソン地域で急増する冷蔵保管需要に対応する。同施設の稼働で、ALLHCが全国4カ所で運営する冷蔵施設の保管能力は計1万5300パレットに増加した。同社のアナ・ディー社長兼CEOは「今後5年間で同事業の2ケタ成長を達成し、国内の冷蔵施設事業部門で主要プレーヤーになることが目標だ」と述べ、今後も積極的な事業拡張を目指す方針を示している。(16日・スター)