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　パシッグ川を通ってラグナ湖とマニラ湾を結ぶフェリー運航事業について、運輸省は2025年までに官民連携事業（ＰＰＰ）として提携する民間企業を選ぶ入札を実施する。現在、需要予想を含む事業可能性調査を実施中で、年内に終了する予定。新規フェリーを購入し、乗船場も新たに整備する。また、自転車もフェリーに乗せることができないか検討中だという。一方、運輸省は島しょ間を結ぶフェリー航路の拡充も目指しており、28年までに新たに200カ所のフェリーターミナルを整備する計画。すでにルソン地方のパラナン港やバレール港、中央ビサヤ地域のカディス港やミンダナオ地方のサンタアナ港などが候補に挙がっている。港湾庁によると、23年の海上交通利用客数は計7361万人で前年比24％増加したが、コロナ禍前となる19年の8372万人はまだ下回っている。（15日・インクワイアラ―）