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　首都圏パサイ市のマニラ湾沿いに建ち51年の歴史を持つ外資系高級ホテル、ソフィテル・フィリピン・プラザ・マニラが、７月１日から営業を無期限停止する。同ホテルのエステバン・シー総支配人によると、施設の老朽化が深刻で、2024年に入ってからも軽微な出火が27件発生するなど電気配線や配管関係で安全が担保できないと判断したという。従業員らには解雇手当支給や別の系列ホテルへの移動などをあっ旋している。ソフィテルは世界的ホテルチェーン運営会社のAccorが運営しており、特にビュッフェレストランはマニラでも有数の規模を持ち評判も高く、客室稼働率も80％を常時確保するなど人気ホテルだった。（11日・スター）