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　マルコス大統領は韓国の経済紙「毎日経済新聞社」のチャン・デファン発行人兼会長との会談で、2023年９月に締結した比韓自由貿易協定が韓国国会で今年中に批准されることを期待すると表明した。比韓自由貿易協定交渉は19年６月に始まり、21年10月に妥結。23年９月にインドネシアのジャカルタでＡＳＥＡＮ首脳会議が行われた際に、両国首脳が署名した。同協定では比から韓国へのバナナやパイナップル缶詰などの農産物の関税率を５～７年以内に撤廃するほか、韓国から比への完成車輸出や自動車部品の関税撤廃などが盛り込まれている。マルコス大統領は韓国との間で今回の自由貿易協定には含まれていない比農産物などの関税引き下げを含む新協定を結びたいとの希望も伝えた。（４日・マニラタイムズ）