メラルコ純益19%増第1四半期96億ペソ
[ 358字|2024.5.1|経済 (economy)|econoTREND ]
マニラ電力(メラルコ)の2024年第1四半期(1~3月)決算報告によると、純益が前年同期比19%増の96億ペソだった。連結中核純益は同12%増の100億8000万ペソ、連結総収入は価格転嫁分や発電費用請求分の引き下げなどで1045億ペソと同1%減少している。また、連結電力販売量は1万2307ギガワット時で、前年同期の1万1287ギガワット時に比べて9%増加した。家庭や商業施設、産業向けなどすべてのセクターからの電力需要が高まっており、3月の配電管轄下のピーク時電力需要量が9000メガワットを超え、同社として過去最高を記録した。一方、同社の発電部門、Mジェンの1~3月期の電力供給量は定期的保守作業に伴う操業停止が実施されたため3229ギガワット時と前年同期比11%減少している。(4月30日・マニラタイムズ)