SMプライムHが中国事業拡張を継続
[ 391字|2024.4.30|経済 (economy)|econoTREND ]
不動産開発・モール運営大手SMプライム・ホールディングスは、中国で2025年に新規SMモールが2店舗開業するなど中国事業拡張を継続する。福建省厦門市で開発中のSM厦門の第4期拡張事業と、遼寧省鞍山市海城市で建設中のSMモールがともに25年に開業予定。SM厦門拡張事業は2021年2月着工で、総額11億4800万中国元(1億5842万米ドル)を投資している。15~19階建ての事務所ビル5棟を建設し、1~5階部分が商業施設になる。建設総床面積は26万平方メートルで、うち商業施設床面積が3万平方メートル、賃貸事務所床面積が12万平方メートルで、車両1643台を収容できる駐車場も備えた大規模な拡張事業。SMプライムは今年、北イロコス州ラワグ市やラウニオン州サンフェルナンド市など国内4カ所にもSMモールを開業する予定で、今年の資本支出額は1000億ペソ。(29日・ビジネスワールド)