イロイロ貨物港近代化ICTSIが認可取得
[ 341字|2024.4.18|経済 (economy)|econoTREND ]
港湾貨物取扱大手インターナショナル・コンテナターミナル・サービシーズ(ICTSI)は、イロイロ市にある貨物港ビサヤス・コンテナターミナル(VCT)の25年間にわたる運営認可をフィリピン港湾庁と政府公社評議会事務所から取得した。同社のクリスチャン・ゴンザレス筆頭副社長は「VCTを(地方港としての)イロイロ港から比中部における物流の世界的玄関口に転換できる」と述べ、近代化事業を進め、国際貨物港として再整備する方針を示している。VCTは現在、20ヘクタールの敷地と627メートルの埠頭を持ち、非コンテナ貨物を年間約200万トン取り扱っている。同社は今後、コンテナを積み上げる省力機械(スタッカー)などを導入し、同港を本格的なコンテナ貨物取扱港に再整備する。(17日・マニラタイムズ)