サンミゲルのアン社長韓国企業の貢献に言及
[ 359字|2024.4.8|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルのラモン・アン社長兼CEOは、駐フィリピン韓国大使が首都圏鉄道(MRT)7号線建設事業現場を視察した際、同社の旗艦インフラ事業で提携する複数の韓国企業の貢献に言及した。サンミゲルは首都圏ケソン市とブラカン州サンホセデルモンテ市とを結ぶMRT7号線の建設事業では韓国鉄道公社と提携しているほか、韓国企業の現代ロテムから鉄道車両を調達する。また、アンガット水力発電事業(総発電量218メガワット、ブラカン州)は韓国水資源公社と提携して運営・保守している。さらに、サンミゲル主導の企業連合体が最近受注したマニラ国際空港再整備運営事業では、韓国の仁川国際空港公社が技術パートナーに指名されている。アン社長は「韓国企業との提携をさらに拡張させてゆきたい」と今後の提携強化への意欲を示した。(6日・スター)