比企業の優先計画はASEANへの進出
[ 387字|2024.4.5|経済 (economy)|econoTREND ]
英金融大手HSBCの最新企業動向調査によると、1.5億ドル以上の収入があるフィリピンの大手企業の72%が2024年中に東南アジア諸国(ASEAN)への進出を計画しており、事業優先度としても最も高かった。そのほかの計画を優先度順でみると、新規事業開始(58%)、技術革新とデジタル化(57%)、持続可能性(57%)、研究開発(55%)と続いている。また、すでに東南アジア諸国に進出している比企業の国内、海外両事業の成長についての確信度は、シンガポールとタイが90%と最も高く、次いで比国内(86%)、インドネシア(82%)、マレーシアとベトナム(75%)だった。一方、東南アジア諸国への進出の障害については、マクロ経済の不透明感が41%でもっとも多かった。以下急激な規制の変化(31%)、サプライチェーン(30%)、現地の技術力(26%)と続いた。(3日・ビジネスワールド)