竹中工務店とアヤラが合弁会社MDTK設立
[ 377字|2024.4.3|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥の中核不動産開会社アヤラランドの建設子会社マカティ・ディベロップメント(MDC)は1日に声明を出し、日本の竹中工務店(本社・大阪市)と合弁会社「MDTK」を設立すると発表した。竹中工務店が33%、MDCが67%を出資する。竹中工務店が持つ高度な設計や最新建設技術を導入し、フィリピンの建設業界の活性化に生かすとしている。MDCのダンテ・アバンド社長兼CEOが新会社の会長に就任する。MDCはこれまで国内で商業施設や住宅、土地造成やインフラ建設など800事業を請け負っている。今後も首都圏マカティ、ケソン両市、セブ州セブ市などにあるアヤラ系商業施設の大規模改装工事が控えており、MDTKが設計、施行するとみられる。竹中工務店はエンジニアリング建設部門子会社の竹中土木を通じてマニラ首都圏地下鉄建設事業にも参入している。(2日・インクワイアラ―)