メトロバンク純益が過去最高の422億ペソ
[ 337字|2024.2.26|経済 (economy)|econoTREND ]
拡大商業銀行大手メトロポリタン・バンク&トラスト(メトロバンク)の2023年決算報告によると、純益が前年比28.9%増の422億ペソで、過去最高益を更新した。消費者向け貸付が15.9%伸びたことなどから貸出残高が1兆5400億ペソと前年比8.4%増加し、純金利収入も1049億7000万ペソと同22.7%増加したことが収益の伸びにつながった。預金総額は同7.3%増の2兆3800億ペソ。一方、不良債権比率も前年の1.9%から1.7%に下がり、銀行業界平均の3.3%を大幅に下回っている。連結総資産額は同9.2%増の3兆1000億ペソで、BDOに次いで民間銀行2位の座を維持した。メトロバンクは23年に株主に対して1株当たり合計5ペソの配当を実施している。(23日・スター)