日系2社とJICAが食料廃棄物再利用調査
[ 332字|2024.2.16|経済 (economy)|econoTREND ]
国際協力機構(JICA)によると、セブ州マンダウェ市と株式会社グーン=横浜市=および武松商事=同=の共同企業体が、食料廃棄物を燃料や土壌改良剤、飼料などに転換する提案に関する事業可能性調査を実施する。グーンはすでにセブ市イナヤワンにあるごみ集積場で固形廃棄物管理や資源ごみのリサイクル事業に関与している。今回の調査では、マンダウェ市廃棄物管理部をカウンターパートとして、同市に食品系廃棄物処理を行う中間処理施設を建設し、グーンと武松商事がそれぞれ持つ、低・中品質の食品廃棄物から塩化ビニールなどの適正除去を行いバイオチャー(燃料、土壌改良剤)を製造する技術や、高品質な食料廃棄物から飼料製造を行う技術の移転を目指す事業提案の可能性について探る。(14日・スター)