比トヨタが多目的車投資強化
[ 309字|2024.1.26|経済 (economy)|econoTREND ]
日系自動車製造大手トヨタ・モーター・フィリピンのアルフレッド・ティ会長は23日に記者団に対し、次世代「タマラウ」の製造を今年9月までに開始することを改めて強調するとともに、同車の製造ライン向け計画投資総額55億ペソの25%をすでに投入したことも明らかにした。同社によると、アジア仕様車として一世を風靡したこともあるタマラウの次世代ブランドは中小零細企業向けの商用車としてだけでなく、救急車やパトカー、新型ジプニーとしての使途も可能だという。ティ会長は、国内部品調達率も高タマラウの投入で「フィリピンにおける製造業を拡大させるという政府のプログラムにとても合致している」と自信を示している。(25日・ビジネスワールド)