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　ゴチアヌン財閥の不動産投資信託（ＲＥＩＴ）会社ＦＩＬＲＴは、2023年に運営していた事務所ビルやモール店舗スペースなどの空き室率が16％と依然高く、昨年１～９月期の純益が７億2100万ペソで前年同期比34.5％減少した。オーストラリア系のメイバンク・インベストメント・バンキング・グループが明らかにした。特にモンテンルパ市アラバン地区での空き室率が高水準で推移しているという。メイバンクによると、比のＲＥＩＴ業界が扱う賃貸事務所などの空き室率は平均を上回る19％で高止まりしている。しかし、ＦＩＬＲＴは、人工知能の導入が進むビジネス・プロセス・アウトソーシング業界による事務所需要が再び高まるとみており、24年から26年にかけて空き室率は改善し、26年には５％に低下すると予測している。（16日・マニラタイムズ）