社債調達総額が前年比58%減
[ 318字|2023.12.22|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン金融商品取引所(PDEx)によると、2023年に発行された社債による調達額合計は2093億3000万ペソで、前年比58.8%減少した。発行回数は16回で、前年から半減した。米連邦準備制度理事会や比中央銀行による政策金利引き上げが相次いだことで金融市場での不透明感が強まり、投資家が社債購入に消極的になったとみられる。最大の発行案件はBPIによる総額366億ペソの調達だった。次いでSMプライム・ホールディングスが総額333億ペソ。そのほかにもセキュリティバンク(185億ペソ)、ユニオンバンク(181億7000万ペソ)、アボイティス・エクイティ・ベンチャーズ(174億5000万ペソ)などが大型案件だった。(20日・スター)